2011年3月7日月曜日

スピンオフ戦略

今読んでいる"You Can Be a Stock Market Genius"という本でスピンオフ戦略というものが紹介されていたのだが、これが実に興味深い。 

その戦略が、スピンオフされた会社を買うだけで、S&P 500の成績を平均して年間で10%上回ることができるというものだ。 
(スピンオフ’会社分割…まぁ、分割というよりも部門の切り離しみたいなニュアンスの方が強いけど) 

こういったジンクス的な話はいずれ破綻するのがオチなので通常無視するのだが、 
この戦略が単なるジンクスではないのはスピンオフの際には市場に非効率が発生するからである。 

・10ドルを割っている場合が多いが大手金融機関は10ドル以下の株を好まない為、売る 

・・親会社のビジネスとは異なる為、親会社のビジネスに投資することが目的だった人が売る 

・スピンオフされた会社は、親会社に見捨てられたものだと投資家は認識するため、売られる 

・DOW, S&P500を外れた地点で年金基金やその他大規模なファンドの投資適格対象外になるため強制的に売られる 

要するに、ビッグマネーがスピンオフされた会社のファンダメンタルすら分析せずに売るのだ。 
よって、ここでバーゲンが発生する。 
また、今まで赤字を出してきた会社をスピンオフする場合、ショートから入ることでくだりで利益を出して、 
安くなりすぎたところで真面目にファンダメンタルを分析して買うということもできる。 
この際にはスピンオフした/された会社の経営にいかにインセンティブがあるかが重要で、 
そこが実際に『本当に見捨てられた会社』であるか否か見極める為の重要なポイントになる。

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