2011年3月11日金曜日

PIMCOと米国債と量的緩和

先日、世界最大の債券ファンドであるPIMCOがその主力ファンドの米国債を全て処分した。
その関係であーだこーだいろんなことが言われているがその噂話に突っ込みどころはある。

例えば………

・PIMCOが米国債を処分した、だからQE3は起こらない。
そもそも、意味がわからん。
QEがなくなったら米国債の買い手がいなくなって価格が落ちるでしょうっていうロジックでしょうね。
実際に米国債の書いての70%がFRBなのであんびるもそれには100%同意なのですが、今までQEを実施したときも米国債の価格は落ちてきましたよね?
こういうのって、なんていうんでしたっけ?ああ、ババしか無いババ抜きですねw

【チャートはPhonex Capitalより拝借】

量的緩和を行わないことにより、米国債の価値が下がる。
量的緩和を行うことにより、米国債の価値が下がる。
現地点では、そういったことまでマトモに織り込んでいないから横ばいが維持されている。
わかりやすく行ってしまうと、米国債市場はババしか無いババヌキである。


・PIMCOが米国債を処分して、ドルを買った。だから、ドルが上がる。
ええ、もちろんドルは上がりますよ。米国債と比較してね。
そもそも、PIMCOというのは厳密には確定利付証券のファンドなので、
FXをやったり、株式やコモディティーを買ったり、債券を空売りすることは出来ません。
なので、仮に全ての国債が下がると思ったとしても逃避先がドルしか無いわけです。
心の中では、ビル・グロスも別のところに投資したがってるんでしょうね。
実際に彼はアメリカドルに対して弱気ですから。

ちなみに、このビル・グロスという人間は確実に屑と表現できる人間ですが、債券市場においては絶対に敵にまわしたくない人です。
弱いものの味方が勝つ………というディズニー映画、少年漫画、あるいは泣きゲーのは債券市場では通用しません。
ああいったオハナシの中のテーマは妄想の中だけにしましょうね。
資本主義社会の中核を成す市場においては強いものの味方になり、弱者をボコりましょう。
弱いものいじめこそが正義です。
そして、自分が弱者にならないように、そして強者を弱者と見誤らないようにしましょう。

ちなみに、あんびるはビル・グロス、ジョージ・ソロス、ベン・バーナンキ、ジェシー・リバモア、ウォーレン・バフェットのどれか一人を見方に選べと言われたら、迷わずビルグロスを味方にします。
大局的なものの味方について彼の比較対照になる人間は少ないです。

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