2011年5月23日月曜日

ローマの崩壊と年金

なぜ、ローマは崩壊したのか?
これを、Gooで質問するとこんな感じの答えが返ってくる。

確かに、蛮族とかアレだし、宗教も問題だけどコレらは全て本当の問題じゃないんだよ。
だってさ、どれだってカネで解決できる問題じゃないですか。

ローマほどの大帝国ならカネさえあれば軍人なんていくらでも雇えるし、
みんなカネに困っていないのであれば生死の危機に立ってまで宗教的な争いは起きません。
(まぁ、カネには困らなくても食い物に困るというのはジンバブエやワイマールのようなトコではありえますが印刷機が無かった時代なのでとりあえずおいておきましょう)

つまり、ローマの崩壊は結局のところカネの問題なのです。

そんなわけで、ローマのカネを見てみましょう。
日本では金と書いてカネと読みますが、世界的に見ると銀と書いてカネと読む国の方が多いです。
そんなこともあってローマのカネも銀だったわけですが、カネの中の銀の割合を見てみましょう。

銀貨1枚あたりの銀の含有量。
左側の数値に注目0.01→0.1→1→10となっていますよ。

うーむ、なんか急落していますね。
いや、まぁ、それは過去7-80年で購買力が98%程下落したアメリカドルと比較したら大したことの無い下落かもしれませんが、急落は急落です。
特に一時期は銀の含有率が0%まで落ちているあたりが凄いですね。

しかし、なぜ、こんな事をしなくてはならなくなってしまったのでしょうか?

その理由は非常に私たちにも見覚えのある理由で、
公務員(主に軍人)の年金基金が真っ赤になったからです。
そもそも、現代的な年金基金のルーツをたどると、
共産主義ではなく、こっちの方にたどり着いちゃうわけです。

そんなわけで、ローマは公務員の年金、公共事業など財政が真っ赤になった結果、
通貨の購買力が下がり、国民の政府に対する満足度が下がり、軍を維持する能力が低下し、
最終的には蛮族によって崩壊したわけですが、今の私たちの世の中はどうなるんでしょうねぇ?


ローマの軍人の数。
ローマの軍人が減る理由は経済的なものしか考えられませんよね?
軍人がこんな風に減らなければ、国は維持できましたよね?

そういえば、ギリシャの通貨で銀の純度の高いものは崩壊してからも長らく市場に流通していたそうですよ。


参考資料・What destroyed Rome (Armstrong Economics

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