2011年6月2日木曜日

おかしな相場をみておかしいと言えるか?



さて、COMEXのディーラー在庫が3000万オンスを割った。
つい先月あたりまでは3300万オンスあったわけだが、
何故ここに来て一気に300万オンスも減ってしまったのだろうか?

ここ1、2ヶ月ほど、倉庫にまったく銀が入っていないからという理由もあるが、
チャート上ところどころ見られる急激な下落はディーラー在庫からカスタマー在庫へ銀が振替えられたからなのです。(調整とも言う)

ディーラー在庫も、カスタマー在庫も同じCOMEXに登録された倉庫なのですが扱いは大幅に異なります。

ディーラー在庫:銀先物との交換の対象になりになる。
カスタマー在庫:第三者の為にCOMEX適合の延べ棒が保管されているだけで、銀先物と交換の対象にならない。

つまり、ディーラー在庫がCOMEXの実質的な在庫量になります。
この実質的な在庫が調整の結果、3000万オンスを割ってしまったというのは大変なことなのです。
銀先物は1枚で5000オンス分に相当するので、現状ではCOMEXがに対してどっかの誰か先物6000枚分現受要求をしただけで『銀デフォルト』を起こしてしまうのです。

ね?たいへんでしょ?

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大変な一方で、コレってなんか変ですよね。
そもそも、COMEXの銀の需要が増えているならディーラー在庫を増やす調整が増えるはずじゃないですか?
大手金融機関による商いの薄い時間を狙った価格操作では需要を減らすために銀価格を上げるはずじゃないですか?

需要と供給の法則を信じている人間であるならば、鼻から白い粉を吸引する事で想像力を発揮して需要と要求の観点からこのような現象を正当化してくれるでしょう。もちろん、需要と供給の法則を信じている方々の世界では価格操作というのもありえないので商いの薄い時間帯における値動きや、London Fixの値動きや、マージン引き上げの際の値動きについても彼らには陰謀論を利用せずに説明可能なのです。
すごいですよね?
もう、すごすぎるので、あんびるの代りに経済と貴金属のブログをはじめて欲しいぐらいですw

ただ、需要と供給の法則が法則ではないという事は、えろげよりも歪んだ妄想が好みでない人ならいい加減気づいているはずです。

実際に、値段が上がるものに集まってくるIT,ライブドア等のバブルなどもあった訳ですし、
価格が下落する事によってストップロスが発動して需要が減ってしまうこともあるわけですしね。

まぁ、そんな話はおいておいて、現実をリストアップしましょう。
①銀のCOMEX在庫レベルは下降トレンド、世界全体で見ても下降トレンド。
②長期的には銀価格は上昇トレンド。
③但し、時々(というか日常的に)大口の売り手が出てくる。
④大手金融機関はショートしまくっている。
⑤在庫レベルは現在の建玉の5%が現受けしただけで枯渇する。

おかしいものを見て『おかしい』と言い切れるか?
おかしいものを見て無理やり正当化しようとするか?

ここが、長期投資の出来る人間とそうでない人間の分かれ目ではないかと思うのです。

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