2011年6月6日月曜日

長短金利の逆転

Greece2 Year5 Year10 Year
Portugal2 Year5 Year10 Year
Ireland2 Year5 Year10 Year
Spain2 Year5 Year10 Year
Italy2 Year5 Year10 Year
Belgium2 Year5 Year10 Year
France2 Year5 Year10 Year
Germany2 Year5 Year10 Year
欧州債券国債り表 (Calculated Riskより)

国債とかあるじゃないですか、国債。
アレって満期が長ければ長いほど、利回りがいいですよね?
例えば、1年の国債だと1%しかもらえないけど、10年だと1.5%もらえたり。
だって、そりゃそうじゃないですか。
1年カネを貸すことと、10年カネを貸すことでは当たり前のことながら、
10年貸したほうが踏み倒されるリスクが高いので、
もっと利子を取らないとワリに合いませんよね?常識的に考えて。

ただ、世の中そんな常識だけじゃ通用しないんですよ。
だって、見てください。
気づいている人はロクに居ませんが、
現在ギリシャ、ポルトガル、アイルランドにおいて、
2年の利回りの方が、10年の利回りよりも高くなってるんですよ。

 ギリシャの2年、10年利回り比較

  アイルランドの2年、10年利回り比較

ポルトガルの2年、10年利回り比較。

一見、意味不明な現象ですけど、コレは長短金利の逆転と言いまして、
ウィキペディアさんによると概要はこんな感じです。
通常、長期金利は短期金利を上回る。
例えば、1年で償還される債券の利回りが1%とする。市場では、先々金利が上昇すると見込まれており、来年は2%、再来年は3%と予測されていたと する。1年物債券を毎年購入していくと、三年後には複利で1.061倍に増えることになる。もし、3年物債券があるとすれば、三年間で6.1%増えるはず である。これは一年当たりに換算して1.99%の利回りになる計算になる。
このように、先々金利が上昇するという予想の下では、長期金利は短期金利を上回る。また、債券発行者の信頼性は遠い将来のほうがより低いため、長期金利には追加的な利息(信用プレミアム)も要求される。
しかし、金利が低下するという予想の下では、これと逆の現象が起きる。その予想が信用プレミアムも相殺したとき、長短金利逆転が起きる。
一般に、長短金利の逆転は今後の景気後退を示唆しているとされる。


こういうのを見ていると、ポルトガルとアイルランドやべーなぁ。
と、思える反面。
イロイロ言われつつも、スペインその他はまだまだ大丈夫だなぁ。
と、思えてきますね。

地獄の底っていうのは、思ったよりも深いところにあるのですよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

// I Support The Occupy Movement : banner and script by @jeffcouturer / jeffcouturier.com (v1.2) document.write('
I support the OCCUPY movement
');function occupySwap(whichState){if(whichState==1){document.getElementById('occupyimg').src="https://sites.google.com/site/occupybanners/home/isupportoccupy-left-blue.png"}else{document.getElementById('occupyimg').src="https://sites.google.com/site/occupybanners/home/isupportoccupy-left-red.png"}} document.write('');