2011年12月13日火曜日

再担保契約とIBのRegT口座の安全性

MFグローバルの客のカネが帰ってこない、という話は米国や英国の方ではよく耳にするが、幸いにもカナダや日本では耳にしない。何故、このような事が発生しているのか現地点では明確ではないものの、米国や英国の信用口座に関する規制では再担保契約が許されているからという説が現地点では有力だ。

再担保契約:http://blog.goo.ne.jp/fu12345/e/03dfbdd2b9c07f3ae47cc3768cbcaf4d
(なお、ここで言う相手方というのは、顧客にとっての相手方:要するに証券会社も指す)

・このような再担保契約はIBのRegT信用口座も対象となっている。
(RegT信用口座:普通の米国の規制に基づく信用口座)
加えて、ロイターがIBが$14.5Bもの額を再担保として利用していると報道したとなるともう他人事ではない。なぜなら、信用口座で100万円で5千㌦分の株式しか買っていなかったとしても、ドルを借りて買っているためこれは信用で買っている言えるだ。よって、非常に面倒ではあったが、IBの信用性についてもRegTのリスクを考慮した上で再びチェックした。

・経営者に怪しい人間はいるか?
コーザインみたくGS、JPM,C、BAC、MSその他クソ共とつるんでいた過去のある連中はいないか?こういったクソが一人でも経営に混じり始めるとロクなことにならないが、素晴らしい事に今でも創業社長が経営に携わっており、ブローカーとしての技術的なノウハウを持つ理系の人間が7割、残り3割が学者、ファンド出身の金融関係の専門家といった感じで非常にクリーンで好感が持てる。

・自己勘定取引部門はあるか?
MFG等とちがって、自己勘定取引は一切行われておらず、マーケットメイキングとブローカー業務だけで十分な収益性を実現している。収益構造がシンプルなので、バランスシートも信用のおけるものだろうし、オフバランスシートのデタラメも極めて考えづらい。


・じゃあ、どれだけ資産を再担保に出しているのか?
IBの財務諸表をみるかぎり、担保として所有している証券のうち売却、再担保に出せる顧客の資産は最大で$13B。うち、再担保に出している分は実質的に$0.76B。多く見積もっても$1.9B。まぁ、大きな金額に見えるけど、仮にコレが全額消し飛んだとしてもIBなら問題なくカネは出せる。あと、ロイターの報道も誤報だと考えられる。実際に、IBの主張に対する合理的な反論はどこでも見ていない。


・円建て信用口座でそのまま買った外国株の法的な扱いは?
IBの信用口座だと、円建てでも、外貨を自動的に借りてそのままCFDのように外国株を買える。これは、IBの普通口座だと出来ない。だから、外国株を買う=信用で買っていると思われるが、法的には全額払込株券になっている。実際に、全額払込み株券でなくては利用できない貸し株もあんびるの信用口座で実施できたので間違いない。イメージとしては、どの通貨建てであっても、実質証拠金を超えない限り全額払込扱いになっている。

・ところで、貸し株って大丈夫なのか?
IBに頼んで、株を貸しに出してもらった場合、借りた側から同額の以上の現金を引っ張ってきて、株の時価総額と同額の現金が分離保管口座に振り込まれるので、株は帰ってこなくてもカネは残るという仕組みになっている。世界がおちんちんランドになったらどうなるかは知らんけど。

2 件のコメント:

  1. このブログを全部理解するまでどれくらいの時間がかかるんだろう。。w

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  2. コバならすぐにどうにかなるってwww

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