2012年9月1日土曜日

バーナンキFRB議長の講演要旨の結論


さて、バーナンキがJ-Holeで前回のFOMCと同じようなことを言ったそこからあんびるが導き出す結論は「大統領選が終わったらQEの確率が急上昇する」というものですが、バーナンキの出した結論が正にギャグとしか言いようがないものだった。

■結論(日経より抜粋)

 伝統的・非伝統的な金融政策における過去数年の実績から見て、これら(QE,OT等)の政策は効果的だ。仮に実施していなければ07~09年の不況はもっとひどく、景気回復ももっと遅かったはずだ。ただ、非伝統的な金融政策は伝統的政策に比べて知識や経験が少ない分、適用が難しい。金融政策の利点や危険性を考慮する時に、米経済を脅かしている問題を解決することを念頭に置いておかなければならない。

 過去5年で金融政策は経済成長と雇用創出支援に役立ってきたが、雇用のさらなる大幅な改善を達成しなければならない。金融政策の限界や不確かな部分を適切に配慮しながら、今後も物価を安定させながら強い経済回復と労働市場の持続可能な改善を促進するために必要に応じて、金融緩和を提供していく。

それでは、仮に、金融政策がなければ雇用はどうなっていたか。破綻してしまったせいで金融政策もクソも無かったどころか、ハードランディングしたアイスランドの雇用統計を見てみましょう。

季節調整前(4.4%)

季節調整後(5.8%)


なんか、普通に雇用も創出しているようにみえるのですが、なんで金融政策がなければもっと遅かったはずということになるんでしょうね。しかも、アイスランドはLong term discouraged workersの統計データがないので、米国のように就労人口を調整しているとは考えづらいです。(さすがにアイスランドの雇用統計の取り方までは詳しくないので間違っていたらご指摘くださいね。あと、一応、アイスランドの雇用統計にはパートタイムも含まれているのは確認しています)


そう考えると、アイスランドの雇用統計と比較するのであればLong term discouraged workersの補正が入っていないSGS Alternate統計と同じようなチャート形状でありながらも、高さの基準はU-3統計と同等レベルであるものが最も妥当なラインではないかと思うので、それと比較してみましょう。

なんか、どの線を見ても普通に何もしなかったアイスランドよりひどいんですが。
それなので、「過去5年で金融政策は経済成長と雇用創出支援に役立ってきた」とはとてもじゃないけどおもえないんですよね。

っていうかバーナンキとか、ギャグですよね?

あ、そうそれと、金も銀も上がりましたね。
銀のパフォーマンスは再びS&P500を追い抜きました。
まだまだ、貴金属投資家にとっての夏は終わったばかりなので、
早まった真似はしないように気を付けてくださいね。

参考資料:http://www.statice.is/Statistics/Wages,-income-and-labour-market/Labour-market

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